不動産鑑定士は、弁護士や公認会計士と並ぶ三大国家資格の一つといわれ、難易度も最高級に評価されることも多い資格です。

合格率が1次試験で20%、2次試験で10%と、合計すると2%程度であることからも、その難易度の高さが伺えます。

不動産鑑定士の資格試験に挑戦する場合、独学はかなり難しいと言われており、多くの人は専門学校などに通って、一定期間勉強をした上で受験しています。

ただし、この資格は司法試験や公認会計士などとは違って社会人の受験者が多いことが特徴的で、週末に専門学校に通う、通信教育を受講するなど、仕事と両立して受験するケースも多くはないもののあるようです。

その場合は、勉強する時間を確保するのが難しい、規則的にスケジュール通りに準備を進めることができない、受験準備時間が長期にわたる可能性が高いという点を考慮しなくてはなりません。

大手の予備校でもたくさんの不動産鑑定士講座が開講されています。 費用は結構掛かるようですが、一旦仕事を辞めて、集中して勉強し、できるだけ短期間でこの資格を取りたいと言う人には効率的でしょう。

難易度が高いことは既に書きましたが、演習問題を数多くこなす、論述練習をするなど、試験対策も比較的しやすいため、その他の難関資格試験に比べれば受かりやすいという意見も見られます。

試験では、専門科目である鑑定理論や行政法規と、一般教養科目である民法、経済学、会計学など広い範囲にわたって出題されます。

これがこの資格試験の難易度をさらに上げ、合格率を下げる原因にもつながっているようです。 しかしこれらは、社会が機能するための基礎であり、不動産鑑定の基礎となる部分であり、社会人としての実生活でも役立つ知識です。